KOBECCO(月刊 神戸っ子)2024年3月号
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KOBECCO Cultuexhibitionexhibition■会期 3月2日(土)~6月9日(日)■会場 白鶴美術館(神戸市東灘区住吉山手6-1-1)■時間 10:00~16:30(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし4/29〈月・祝〉・5/6〈月・振休〉開館、4/30・5/7〈火〉休館)■料金 一般800円、大高生65歳以上500円、小中学生250円■交通 市バス38系統「白鶴美術館前」下車■お問い合わせ TEL.078-851-6001■会期 3月23日(土)~5月19日(日)■会場 明石市立文化博物館(明石市上ノ丸2-13-1)■時間 9:30~18:30(入館は閉館30分前まで)■休館 会期中無休■料金 大人1,000円、大高生700円、中学生以下無料■交通 JR・山陽電車「明石駅」から北へ徒歩5分■お問い合わせ TEL.078-918-5400重要文化財 白地黒掻落龍文梅瓶北宋時代重要文化財 饕餮虁龍文方卣殷時代(右上・右下)『エルマーと16ぴきのりゅう』原画(1951年)© Dragon Trilogy Irrevocable Trust / Kerlan Collection of Children's Literature, University of Minnesota Libraries, USA白鶴美術館は昭和6年(1931)に白鶴酒造七代嘉納治兵衛の寄贈品500点をもとに設立され、昭和9年5月に開館、一般公開が始まった。以来、東洋古美術の優品を収蔵する美術館として、春・秋二回の展示を軸に活動を続けている。今回の開館90周年記念展では、同館が所蔵する中国美術コレクションより50点の名品を展示する(展示替えあり)。珠玉の中国美術コレクションを堪能することのできる機会となっている。なお、開館60周年記念事業により建てられた新館では、「中東絨毯の美ペルシア編」と題して、精緻な近代ペルシア絨毯20点を展示。合わせてご観いただきたい。『エルマーのぼうけん』は、9歳の男の子エルマーが知恵を絞り、機転をきかせてとらわれたりゅうの子を助けに行く冒険物語である。1948年から51年にかけて3冊の物語がアメリカで出版され、半世紀以上たった現在も世界中で愛されている。この展覧会では、日本語版出版から60周年を記念して、100点を超す貴重な原画とともに物語をたどる。また、エルマーが乗り越えた数々の冒険を体験できる展示も用意しており、大人からこどもまで、『エルマーのぼうけん』の世界をお楽しみいただける。合わせて、物語が描かれた背景も紹介。心の奥底にしまい込んだ、あの頃の「ぼうけん心」をもう一度思い出してみてはいかが?<本館>「中国美術コレクションの精華」<新館>「中東絨毯の美 ペルシア編」白鶴美術館明石市立文化博物館開館90周年記念展 春季の部春季特別展エルマーのぼうけん展115

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