KOBECCO(月刊 神戸っ子)2024年3月号
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影響で発熱しているケースもあります。次に多いのは「痛み」で、関節痛や神経痛、原因不明の痛みもあります。原因が分かり治療法があればいいのですが、原因が分からずペイン外来や漢方外来で痛みを和らげる治療をしてもらうこともあります。ただ「我々は専門外なので」と診療を終了するのではなく、患者さんの困っている症状をどうすれば和らげることができるのかと考え、いろんな診療科に相談し患者さんに寄り添うようにしています。―乙井先生ご専門の静脈血栓症・浮腫外来が総合内科にあるのはなぜですか?静脈血栓症はいろいろな診療科で診られている患者さん誰にでも起こり得る病103

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