KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年2月号
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街や自然との距離感が魅力耳で聴く美術館(以下、耳美) まず、ミュージアムロードの魅力や独自性についてお伺いします。山本 街の近さですね。以前勤務していた芦屋市立美術博物館や滋賀県立近代美術館は、とにかく周りに飲食店がない。ランチ難民になっちゃうんです。それを思えばここは本当にパラダイスで、特に水道筋商店街とかに安くて美味い店が多く、僕にとってそれが最大の魅力の一つです。まさに絶妙なバランスですよね。下町でありながら、もともと関西学院大学があったところだから文教地区的な雰囲気があり、緑がいっぱいあって、パンダもいて、面白いコンビネーションですね。武澤 私はミュージアムロードが通勤路なんですけれど、見回海と山、街とアート、人と人―ミュージアムロードがつなぐものアーティスト田岡 和也兵庫県立美術館学芸員武澤 里映山本 淳夫動画クリエイター横尾忠則現代美術館館長補佐兼学芸課長耳で聴く美術館(avi)カフェトーク@ミュージアムロード2023年12月2日(土)ぱんだかふぇ(横尾忠則現代美術館1階)@ぱんだかふぇ91

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