KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年2月号
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神戸市の企業として“初の選出”神戸酒心館 『カーボンゼロ日本酒』ひょうご産業SDGs認証事業 最上位「ゴールドステージ」に認証!世界初! カーボンゼロの日本酒神戸酒心館の様々なサステナブルな取り組み 100%再生可能エネルギーの電力と「カーボンニュートラルな都市ガス」への転換により、CO2排出実質ゼロの日本酒製造を実現。美味しさをキープしながら製造エネルギーの使用量を削減し、環境負荷を低減。ラベルを廃したエコロジーボトルの使用など、環境保全を考え抜いた世界初の日本酒を開発。 兵庫県が県下企業によるSDGsに関する取組みを評価・認証する制度「ひょうご産業SDGs認証事業」の最上位認証「ゴールドステージ」に、株式会社神戸酒心館が認証された。選ばれたのは1124社の中、わずか6社のみで、神戸市の企業としては、神戸酒心館が“初の選出”。神戸酒心館では、「脱炭素社会」「循環経済社会」「自然共生社会」を優先的に取り組むべき重点分野に定め、数々の変革を実現。「世界初となるカーボンゼロ(CO2排出が実質ゼロ)の日本酒の開発」や「酒粕の有効利用による食品ロスの削減」など独自のサステナブルな取り組みが評価され、最上位での認証となった。美味しく呑んで環境にいい!神戸酒心館の“心”意気を組んで、私たちも環境のために出来る事を改めて考えてみてはいかが。ひょうご産業SDGs認証事業とは?兵庫県が2023年8月に創設した都道府県では近畿初となるSDGs認証事業。同制度を通じて推進宣言企業のSDGsに関する取組みを後押しし、SDGs先進県を目指す。福寿 純米酒 エコゼロ日本酒製造の副産物、「酒粕」を障がい者就労支援センターが「酒粕バタークッキー」として製造し、食品ロス削減と障がい者の工賃アップを実現12月28日の認証の贈呈式にて。(株)神戸酒心館 代表取締役社長 安福武之助さん(右)、兵庫県産業労働部長 原田剛治さん(左)●酒粕の有効利用による 食品ロスの削減●六甲山の保全活動●豊岡市のコウノトリ 基金への寄付 ●洗米工程の 改善等による節水●ビンの再資源化●持続可能な酒米づくり89

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