KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年2月号
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─奥様がお好きというアンティークもこの家に似合いますね。文美さん 年月を経て味わいを増すもの同士、きっと波動が合うのでしょうね。鑑さん 「本物」はいろいろな人の手に渡りながら、長年大事にされ続けます。私たちも、自分たちが亡き後も残る「本物」を求めて書道をやっているので、このオーガニックの建物もそうですし、この椅子もそうですし、「本物」に囲まれた生活を大切にしていきたいですね。─家が完成した時の感想は。鑑さん すごすぎて、全然理解できませんでした(笑)。イメージ図で見ていた時からいいなと廊下のないシンプルな間取りで広々と平尾工務店が手がけたオーガニックハウスの阪野さん宅を訪問し、夫婦揃って書家として活躍中の鑑かんさん・文あやみ美さんに、住まいやライフスタイルについてうかがいました。「本物」を求めて書道をやっているので、「本物」に囲まれた生活を大切にしていきたい平尾工務店のお宅訪問阪野様邸②44

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