KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年2月号
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革新的な医療品の開発により、患者さんをはじめ世界中の人々のより豊かなくらしを支える日本イーライリリー。ビジネス以外でも注力するのが、地域社会が抱える課題の解決と改善に努めることで、より良いくらしの実現をめざす「ソーシャルインパクト」。近年、超高齢化社会において在宅ケアが重要となっているが、とくにヤングケアラーの存在が注目されている。2022年から日本イーライリリーでは、日本の未来の担い手である子どもたちのより豊かな人生は、コミュニティの持続的な発展につながると考えヤングケアラー支援に取り組んでいる。昨年9月には全国の各社員が住む地域の子ども食堂や児童館など、地域の子どもや大人が集まる場所27か所への図書寄贈を実施。同期間にチャリティーウォークを開催し、その距離は全国で2万kmを超えた。結果、その他の地域活動実績とあわせて計400万円をヤングケアラーや被災地支援に向け寄付。神戸本社からも認定NPO法人まなびと(神戸市中央区北野町)までの約2kmの道のりを9名の社員がウォーキング。ヤングケアラーに関する書籍や絵本、マンガが寄贈され、“気づき”を広げる「LLライブラリー」が全国に開設された。ヤングケアラーを取り巻く環境改善に向けて“気づき”を広げる「LLライブラリー」開設37

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