KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年2月号
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イーライリリー社にとって日本は、どのような位置づけなのでしょうか?まず、リリーにとって日本での事業は米国に次いで2番目に大きく、戦略的には最も重要な拠点のひとつです。そして、日本は超高齢化社会という状況があり、それによって糖尿病や認知症といった、生活が損なわれるような病気を持つ方々が今後増えていくことが予想されますので、このような病気でお困りの日本の患者さんに対して、革新的な治療をいち早くお届けすることを目指しています。去年、西神工場(神戸市)に70億円の投資を行うと発表されましたね。グローバルな知見と日本での活動を組み合わせて、革新的な医薬品を患者さんにお届けするということが私達のミッ1968年ドイツ生まれ。1997年ルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン大学学士号取得(経営学・日本学専攻)。2002年イーライリリー・ドイツ入社。2008年イーライリリー・オーストリア ゼネラルマネージャー。2011年日本イーライリリー株式会社 マーケティング本部長。2014年イーライリリー・ドイツ・ハブ 社長 (ドイツ・オーストリア・スイスを統括)。2018年イーライリリー・アンド・カンパニー (米国インディアナポリス)リリーインターナショナル事業部バイスプレジデント-インターナショナル・マーケティング。2019年日本イーライリリー株式会代表取締役社長に就任シモーネ トムセンさんSimone Thomsen日本イーライリリー株式会社代表取締役社長グローバルな知見で革新的な医薬品を開発する日本イーライリリー31

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