KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年2月号
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KOBECCO Cultu■会期 2月10日(土)~ 5月6日(月・休)■会場 大阪中之島美術館 5階展示室(大阪市北区中之島4-3-1)■時間 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日 (ただし2/12〈月・振休〉・4/1〈月〉・4/15〈月〉・     4/22〈月〉・4/29〈月〉、5/6〈月・振休〉は開館) ■料金 一般2,500円、大高生1,500円、小中生500円■お問い合わせ TEL.06-4301-7285    (大阪市総合コールセンター・年中無休 8:00~21:00)印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)。自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残した。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候や時間、季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写しとった「連作」は、モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれない。1874年に第1回印象派展が開催されてから150年を記念し、国内外のモネの代表作約70点が一堂に会す本展では、「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿る。展示作品のすべてがモネ作品となる。大阪中之島美術館モネ 連作の情景Claude Monet: Journey to Series Paintings《ラ・マンヌポルト(エトルタ)》1883年 油彩、カンヴァス 65.4×81.3cm メトロポリタン美術館Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY. Bequest of William Church Osborn, 1951(51.30.5)《藤の習作》1919-20年油彩、カンヴァス 100.0×200.5cmドゥルー美術歴史博物館Musée d'art et d'histoire de Dreux,© F. Lauginie《昼食》1868-69年油彩、カンヴァス231.5×151.5cmシュテーデル美術館© Städel Museum, Frankfurt am Main書「御酒(みき)Ⅱ」井茂圭洞(顧問)工芸美術「シュプリンゲン23-2」宮田亮平(理事長)彫刻「わ」九後稔(会員)日本画「懐(かい)」西田眞人(会員)■会期 2月17日(土)~3月24日(日)■会場  神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館 (神戸市東灘区向洋町中2-9-1)■休館 月曜日■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■料金 一般1,200円、大学生・65歳以上600円■交通 六甲ライナー「アイランドセンター駅」から南東すぐ■お問い合わせ TEL.078-858-1520日本最大級の総合美術展、日本美術展覧会「日展」が、昨年に引き続き神戸での開催となる。「日展」は、明治40年(1907)に開催された第1回文展(文部省美術展覧会)にはじまり、帝展(帝国美術院美術展覧会)を経て、戦後、「日展」となった長い伝統を誇る美術展である。日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5科からなり、例年秋に開催される東京展を皮切りに、国内主要都市で巡回展が開催される。本展では、全国を巡回する基本作品に加えて、兵庫、大阪、奈良、和歌山―地元作家の入選作品、総数約530点を一堂に展観。日本美術の「今」を映し出す力作の数々をご高覧あれ。神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館第10回日展神戸展artart119

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