KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年2月号
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加メンバーの松井由子さん(神戸つむぎの会代表)は、介護度に合わせてきめ細かく組まれたカリキュラムや入居者が自分で選ぶ食事などを見学して「日本では考えられません。目からウロコが落ちました」。また実習ではアメリカで認められている安楽死を自分の意志で選んだ入居者を目の当たりにして「日本ではどうだろうか?と考える良い機会になりました」と話した。山口妙子さん(同会副代表)は見学で印象的だった暮らし方や楽しみ方の工夫について紹介し、「入居者との接し方について、自分は鏡だと思って相手の気持ちをそのまま受け止めることが大切だと教えていただきました」と話した。神戸国際医療交流財団の谷村俊之事務局長は「今回の成果を基に今後も活動を続けていきます」と話し連携・協力を呼び掛けた。樋口一哉・神戸東ロータリークラブ会長(右)とデュウィッツ裕子さん(ホノルルロータリークラブ)谷村俊之・神戸国際医療交流財団事務局長「ホスピスボランティア ハワイ研修プロジェクトチーム」がホノルルを訪問中井章詞・神戸東ロータリークラブ国際奉仕委員長松井由子さん(神戸つむぎの会代表)山口妙子さん(神戸つむぎの会副代表)103

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