KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年2月号
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のきっかけはコロナ禍の2年前。一社法人としての活動を模索していた甲南会が成蹊会を訪ねた際、相互交流を深めながら、諸課題の解決を図りつつ母校の力になれないだろうかと提案。成蹊会が賛同し、すぐさま桜友会にも話が持ち込まれ、とんとん拍子で準備が進んだ。桜友会の桜、甲南会の梅、成蹊会の桃李と、各団体の歴史的、地理的象徴の花と、古今著聞集の記述にちなんで「桜おう梅ばい桃とう李りの会」と命名。35万人超の連携規模で、混迷の時代の諸問題に向き合っていく。発足署名式は11月24日に東京都内であり、各団体から24人が出席した。宣誓書に署名後、桜友会の東園会長は「社会の変化に応じて、互いに切磋琢磨し、母校、後輩のために活躍できる会でありたい」と挨拶。成蹊会の高井会長は「3団体がスクラムを組むことで、この難局を乗り越えられる」、甲南会の丹羽会長は「歴史ある団体の新たなつながりを、どこにもないものに育てて、母校発展に努めていきたい」と誓い合った。署名式に臨んだ3団体の役員たち式典後は40人余が参加して懇親会も開かれた連携協定を発案した甲南会長期計画部のメンバー101

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