KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年1月号
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を~」を基本方針に掲げました。―特に力を入れたいことは?ブランディング戦略に関しては重点項目だと考え、曖昧なまま単に情報を流すのではなく、きちんと戦略を立てて広報発信を行います。事業に関しては青少年育成に関する事業に注力したいと考えています。年間通じた神戸市内の小学生を対象として事業を行政や民間企業の皆さまと展開する予定です。―ブランディングとは?神戸JCに所属するメンバーはそれぞれまちに対して「何かをしよう」という想いを持って活動していますが、果たしてそれが市民に伝わっているのかといえば必ずしもそうではないと思います。例えば「みなとまつり」を神戸JCが主体となって開催していることを知らない市民は多いでしょうね。とても残念です。メンバーが何か月もかけて準備し、毎年頑張って開催に漕ぎつけています。「知ってほしい!」というのが正直なところです。―青少年育成に力を入れようとする理由は?私事ですが息子が2人います。「10年後、20年後、この子たちが成人したころに神戸のまちはどうなっているのかなあ」と考えたのがきっかけで、「子どものころ神戸でいろんなことをやったな」と心に刻まれるそんな原体験を持ってほしいという想いが生まれました。神戸の山やウオーターフロントなど自然環境を生かした事業を行政の方とも相談しながら実施する予定です。―オータムフェスティバルは3回目の開催となりますね。神戸のまちに似合う〝モノ〟神戸の文化に共鳴する〝モノ〟を発信したいと思っています。全国各地から〝何か〟を持って来ることも可能かも知れません。カッコいいものが似合うまち神戸がキーワードでしょうか(笑)現在、構想を練り始めているところです。―2025年には大阪・関西万博が開催されインバウンドもさらに増えそうですね。日本JCでは2024年度、全国のLOMとコラボしてインバウンドの方に日本の魅力を伝えるアドベンチャーツーリズムを推進していく予定だとお聞きしています。来て、見て、食べて、買うだけではなく、神戸だからできる体験〝Experience〟や魅力を明確にして一つのプランとして神戸JCからも提案していきたいと考えています。―日本JC2024年度会頭に神戸JCから小西毅さんが選出されましたね。「こんな機会はなかなかない76

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