KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年1月号
42/148

地域から約1300人のパラアスリートが集まります。東京パラリンピックが無観客でしたからこの大会は間近に競技を見られる良い機会です。特に子どもたちが観戦して、パラスポーツの魅力を感じてもらえたらいいですね。―続いて6月には「神戸須磨シーワールド」がオープンするなど、須磨はますます賑わいそうですね。市役所前から市街地を抜ける神戸マラソンの大きな魅力の一つが、神戸の魅力を代表する須磨や垂水の海岸沿いのコースです。須磨海浜公園は既にリニューアルされ、レストランもオープンして多くのお客さんで賑わっているようですね。老朽化した水族館は民間企業による運営で「神戸須磨シーワールド」としてオープンします。神戸の新たな人気スポットになりそうです。―インバウンドのお客さんに神戸のまちも楽しんでいただくためには?しています。以来60年、神戸のシンボルとしての役目を果たしてきましたがかなり施設の老朽化が進み、耐震対策を強化してリニューアルに至りました。昭和レトロな懐かしい雰囲気があるとはいえ、より多くの方に来て楽しんでいただくには時代遅れの感も否めませんでした。そこで展望台、飲食、物販施設すべての運営を民間企業に任せて、クリエイティブな発想で趣向を凝らしたリニューアルオープンを予定しています。どんなものが出現するのか?楽しみです。北野工房のまちもより多くの方々に楽しんでいただくためには新しい発想が必要ではないかと運営する民間企業を公募しました。観光の方だけではなく地元の方にも楽しんでいただける施設として雰囲気を一新します。―5月には須磨区の総合運動公園ユニバー記念競技場で世界パラ陸上開催もありますね。国内はもちろん、東アジア初の開催です。約100の国と神戸市民が普段着で楽しんでいるライフスタイルをそのまま提供してありのままの神戸を楽しんでいただくのが神戸観光だと私は考えています。気持ちよく滞在できるようにWi-Fi環境や歩道の整備、ナイトタイムの観光や楽しみ方を地道に整えていき、「宿泊してゆっくり時間を過ごしたい」と思っていただけるまちにしたいと思っています。―昨年10月、マイクロソフト社の拠点が神戸に開設されたのは大きなニュースになりましたね。6月には「神戸須磨シーワールド」がオープンする42

元のページ  ../index.html#42

このブックを見る