KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2024年1月号
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アルコール市場が拡大してきているのは肌で感じており、興味があった事業領域でした。そんな時にちょうどご縁があり、お互いに歴史があるファミリー企業という共通する部分もあり、パートナーシップを結びました。どういった特徴のノンアルコールビールですか?真空蒸留による脱アルコール製法という、まず初めにビールを醸造して、その後アルコールだけを抜き取る技術を用いています。ですのでノンアルでありながら、ビール本来の味わいを楽しめるものになっています。去年3月から販売していますが、全国でご好評を頂いておの時代や環境に合わせて変化していかないといけない、というのは強く考えており、就任してから「チャレンジしよう」というのをずっとスローガンで言い続けています。保守的なところを変えていくということでしょうか?はい。そのために色々な新しいことにチャレンジしていこう、というのを自分自身もできる限り先頭に立ってやっています。挑戦で言うと、去年、ノンアルコールビール市場にも参入されました。オランダのノンアルコールビール「Bavaria(ババリア)0・0%」の販売権取得のことですね。ババリアを製造するロイヤルスウィンケルズファミリーブルワーズは、1719年創業の歴史がある会社で、当社と同じようにファミリー企業です。我々も、ここ10年近くノン八継 HAKKEIBavaria0.0%36

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