実行委員長の頼政良太さんは、支援活動の継続を支え、コロナ後も発展していけるようネットワークづくりをしながら共に活動してきた3年間を振り返り、「終わりではなく今後に向けての始まりの会です」とフォーラム開催の意義を話した。支え合い基金事務局を務めてきた実吉威さんから3年間の概略が説明され、続いて助成を受けた団体の中から4団体が活動を報告した。頼政さん、谷口享子さん、藤尾さおりさんによるパネルディスカッションでは藤尾さんから「草の根団体がたくさんあることに改めて驚きました」という感想があがった。谷口さんから「福祉に興味を持ち市民に寄り添いたいと思っておられる議員さんにこちらからお声がけしていくことも大切」という提言を受け、頼政さんは「待つだけでなく市民から〝ボトムアップ〟で社会に活動を〝見える化〟していけば国や行政、企業も変わっていくのではないか」と話した。フォーラム後半はグループに分かれ、実行委員会のメンバーも加わって活発な情報交換と交流が行われた。ひょうご・みんなで支え合い基金実行委員長被災地NGO協働センター代表 関西学院大学人間福祉学部社会起業学科助教ひょうご・みんなで支え合い基金実行委員NPO法人そらしど代表理事ひょうご・みんなで支え合い基金選考委員株式会社オフィスマーメイド代表取締役頼政 良太さん藤尾 さおりさん谷口 享子さん89
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