KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年10月号
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約一ヶ月半にわたるメンテナンス休館からの再開が素晴らしい展示会でスタートすることを嬉しく思います。様々な工夫を凝らした空間デザインで、コンサート会場にいるかのように迫りくる等身大の衣装の数々。展覧会チームが総力をあげた“パフュームを美術館でみせる”という熱意を、皆さんに受け止めていただけると確信しています。メンバーセレクトによる衣装はコメントも必見3人それぞれが思い入れの深い衣装をセレクトして飾る「わたしたちのお気に入り!」コーナーは、衣装はもちろん、そのコメントもユニーク!デザイン画や型紙も初公開衣装制作を手掛けるスタイリスト、ドレスメーカーの協力のもと、制作資料や型紙も紹介。パフュームのファンはもちろん、ファッションやアパレルに興味がある人にも価値のある展示内容に。Perfumeの衣装史を時系列で総覧2020年、装苑から刊行された『Perfume COSTUME BOOK 2005-2020』を起点に、厳選した約170着を展示。会場は全4章から構成され、2005年のデビューから近年までのPerfumeの衣装史を時系列で総覧できる。1977年生まれの私の青春時代はまさにパフューム。2007年にポリリズムをCMで初めて見て衝撃を受けて以来、ファンとして応援させていただいています。今回の展示会はファッション都市・神戸だからこそ、実現できたものです。兵庫には西脇市の播州織という素晴らしい織物もあるので、機会があればぜひ、衣装として採用をお願いしたいですね。のっち、あ~ちゃんがかぶって選んだ衣装内覧会では兵庫県立美術館館長や知事からのご挨拶も展示会の注目ポイントはココ!注目 POINT 3注目 POINT 2注目 POINT 1兵庫県立美術館館長 林洋子氏兵庫県知事齋藤元彦氏パフュームの魅力をひもとく展示会です。ぜひ、この秋は兵庫県立美術館へ足を運んではいかが。37

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