名靴図鑑生涯愛せる靴時代を超えて履かれ続けているのは、それなりの理由がある。愛靴家たちに絶大なる支持を得る、ビスポーク靴「SPIGOLA」。12004ソフィスティケイト同じ型でも全くの別物!靴好きが抱える幸せな悩み「革を選ぶ」というお楽しみ自分好みに仕上げるビスポークでは、その注文において多くの幸せな悩みを抱えるが、中でも素材選びはなかなか答えが出せない人も多いのでは? アッパーデザインが特徴のUチップならば「黒よりも断然、茶系。そしてカーフよりも素材感のある革がおすすめ」と鈴木氏。温かみある光沢のスエードや躍動感あふれるクロコダイルなど、素材を変えることで多種多様に魅せることが可能に。革にこだわったドレッシーな靴をイタリアの伊達男さながら、仕立て服ではなく、あえてジーンズにあわせるのも都会的で粋。フィレンツェの靴職人ロベルト・ウゴリーニ氏のもとで修業した鈴木幸次氏が、オーダーメイドで自分だけの最高の一足に仕上げてくれる。他に類を見ないルックスと足にピタリおさまる履き心地に、世界中にファンが多い。神戸市長田区細田町5-2-16TEL.078-641-134310:00〜19:00 日曜休サンプルを見て、触れて、吟味。最高のチョイスで自分らしい靴を長く愛せるクリエイション要素スピーゴラの靴に華を添えるのは、イタリアやフランスを中心に仕入れる個性的な革たち。様々な色・素材の革をストックし、注文主の多様な要望に対応。鈴木氏と共に革とデザインの組み合わせを考えるのも至福の時間。好みや用途に合わせ、革を選ぶ楽しみを満喫したい。1ラグジュアリーなクロコダイルと、より汎用性が高いスエード。素材が変われば靴は別物になる2カントリーシューズ由来で、仏では狩猟、米国ではゴルフなど、オフのアクティブシーンへの登場が多いUチップだが、スピーゴラの靴は都会的に洗練された印象が強い。理由はアッパーのステッチにあり。一般的な手縫いではなく、精緻なミシンステップを採用。超絶に細い糸を細かい針ピッチで走らせ、スマートさを演出。エドワード・グリーンのドレス系Uチップとも一線を画す、さらにシティ寄りのエレガンスさでオフからオンへも軽々と横断神戸・長田ビスポークブランドSPIGOLA13
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