KOBECCO Cultu小磯良平《働く人びと》1953年 油彩・キャンバス神戸市立小磯記念美術館寄託海老原喜之助《船を造る人》1954年油彩・キャンバス北九州市立美術館蔵やなぎみわ《案内嬢の部屋B1》1997年 ダイレクトプリント大阪中之島美術館蔵artart■会期 10月7日(土)~12月17日(日)■会場 神戸市立小磯記念美術館(神戸市東灘区向洋町中5-7)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし10/9〈月・祝〉開館、10/10〈火〉休館)■料金 一般1,000円、大学生・神戸市内在住の65歳以上500円 高校生以下無料■交通 六甲ライナー「アイランド北口駅」から下車すぐ■お問い合わせ TEL.078-857-5880■会期 10月26日(木)~2024年1月14日(日)■会場 大阪中之島美術館 5階展示室(大阪市北区中之島4-3-1)■時間 10:00~17:00(入場は閉場30分前まで)■休館 月曜日(ただし1/8〈月・祝〉開館) 年末年始(12/31・1/1)■料金 一般2,100円、高大生1,500円、小中生500円■お問い合わせ TEL.06-4301-7285(大阪市総合コールセンター・年中無休 8:00~21:00)デイヴィッド・バチェラー《ブリック・レーンのスペクトル 2》2007年 Photo: Tate, © David Batchelorエドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ《愛と巡礼者》1896-97年 Photo: Tateジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー《光と色彩(ゲーテの理論)——大洪水の翌朝——創世記を書くモーセ》1843年出品 Photo: Tate働くという行為は、いつの時代にも人間にとって離れることのできない根源的なものである。「働く人」は美術においてひとつの大きな主題として取り上げられ、胸を打つ作品が数多く作り出されてきた。本展では、そのような作品の中から、終戦より今日にいたるまでの、美術家たちの多様な試みを紹介する。小磯良平が昭和28年(1953)に発表した、画業最大の作品《働く人びと》(194.0×419.0cm)も5年ぶりの展示となる。画家の関心や社会状況を反映して表現された働く人の姿を通して、「働くとは何か」を問いなおす。「働く人」の多彩な表現が放つエネルギーは、今を生きる人たちへのエールとなることだろう。東京で好評開催中の『テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ』が、この秋、大阪で世界巡回のフィナーレを迎える。本展は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の軌跡に注目。「光の画家」と呼ばれるターナーら英国近代美術史を彩る画家たちの創作をはじめ、異なる時代、異なる地域で制作された約120点の作品を一堂に集め、各テーマの中で展示作品が相互に呼応するような、これまでにない会場構成を行う。多様な作品を通じ、様々なアーティストたちがどのように光の特性とその輝きに魅了されたのかを検証する。神戸市立小磯記念美術館大阪中之島美術館小磯良平生誕120年特別展働く人びと働くってなんだ?日本戦後/現代の人ヒューマニズム間主義テート美術館展 光― ターナー、印象派から現代へ123
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