KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年9月号
89/136

い」と見る人の目を楽しませている。アイデアが浮かぶと工程のすべてをイメージしてから制作に取り掛かる。作品のあちこちに隠された“遊び心”はフフッと笑えて、心が和む。豊かな感性と創造力はどこで養われたのだろうか。「子どものころ父が元町商店街の丸善で買って来てくれる海外の雑誌を見るのが楽しみでした。色彩感覚はそこで養われたのかもしれません。周りの影響で書は幼いころから身近にありました。常に美しいものに触れることは子どもにはもちろん、年齢を重ねてからもとても大切なことだと思います」遊び心を持ち、リラックスして、インテリジェンスを持ち、美しく、楽しく。人生のマナー「遊・休・知・美」を心に刻んでおきたい。89

元のページ  ../index.html#89

このブックを見る