KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年9月号
39/136

まずは、どういったものかお聞かせ下さい。ゲームのような世界観の中をオフィスやミーティングルーム、展示会場などにして、ビジネスやエンタメを行うことができるバーチャル空間プラットフォームです。活用例としては、2021年に神戸市と神戸商工会議所が開催する「神戸のつどい」をXR CLOUDで行い、神戸市長を含む約400人が参加しました。いま一般的となっているウェブ会議やセミナーでは、一人が喋っていると後の参加者は聞くだけになるので、講演が終わるとそこで終了になり、個々での会話はできません。しかし、XR CLOUDでは、講演が終わった後も近くの人(アバター)とボイスチャットを使って会話や名刺交換といった交流ができます。自分の声は周りにしか聞こえないので「面白かったですね」などサーバエンジニア、大手コンシューマゲーム開発会社を経て、2005年にmonoAIを創業。2013年にモノビットリアルタイム通信エンジンの販売を開始、その後2020年に大規模仮想空間基盤『XR CLOUD』をリリース。2022年にメタバース企業として、日本初の東証グロース市場への上場を果たす。独自の“大規模同時接続エンジンを搭載したメタバースプラットフォーム”XR CLOUD”とは!? 本ほんじょう城 嘉きたろう太郎さんmonoAI technology株式会社代表取締役社長39

元のページ  ../index.html#39

このブックを見る