KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年8月号
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右から阪急阪神ホールディングス株式会社代表取締役会長 グループCEO 角 和夫さん京都芸術大学 美術工芸学科教授現代美術家 椿 昇さん神戸市長 久元喜造さん阪神電気鉄道株式会社代表取締役・社長 久須 勇介さん六甲山観光株式会社 代表取締役寺西 公彦さん総合ディレクター 高見澤 清隆さん阪神電気鉄道株式会社 代表取締役・社長 久須 勇介さん 弊社は100年近くにわたり山上レジャーのパイオニアとして六甲山の活性化に努めてまいりました。2025年には大阪・関西万博が開催されより多くの観光のお客様が来られます。六甲ミーツ・アートを六甲山のコンテンツとしてアピールし沿線の活性化につなげたいと考えております。六甲山観光株式会社 代表取締役 寺西 公彦さん 六甲山上の活性化は弊社の使命だと考えております。その一つが六甲ミーツ・アートです。2010年から規模を拡大しながら毎年開催し、参加いただいたアーティストの熱意、関係する方々のご支援、来場いただいた皆様のお陰をもちまして14年目を迎えました。「関西を代表するアートイベントに成長させる」と思いを新たにしております。神戸市長 久元 喜造さん バブル崩壊後、少しずつ佇まいを変えてきた六甲山が活気を取り戻す契機の一つとなったのが六甲ミーツ・アートです。私は数年前に初めてお邪魔をして、自然の中で鑑賞できるロケーションと設え、作品のレベルの高さとアーティストの熱意に大きな感銘を受けました。神戸市としても六甲山活性化のために遊休施設の再利用や光ファイバー敷設など新たな施策を推進しております。大阪・関西万博、神戸空港国際化を控えたこの時期、より充実させ規模を拡大することには意義があると考えております。阪急阪神ホールディングス株式会社代表取締役会長 グループCEO 角 和夫さん 関西へ来られるインバウンドの観光客は大阪ミナミや京都へ行ってしまいます。瀬戸内海をもっと活用して神戸という素晴らしい観光資源を生かせないのかという思いをずっと持っていました。そんなときに六甲山の自然の中で現代アートに触れる芸術祭が始まり、今回はグレードアップしました。今後も毎年、発展させていっていただきたいと思っております。2025年大阪・関西万博に向けて80

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