KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年8月号
78/136

ム」に置き、中庭のSIKIガーデンを拡張して野外アート作品展示ゾーンを新設しました。かつて六甲山で使われていた御影石を使う三梨伸さんの作品をはじめ全4点の彫刻作品を展示し、一部作品は会期終了後も常設します。各会場をつなぐトレイル沿いには川俣正さんの六甲山の間伐材を使う作品をはじめ全7点を置き、山道を歩きながら楽しんでいただけます。また、今回はこどもたちが現代アートに触れ合える機会の創出に力を入れていこうとしています。京都芸術大学 美術工芸学科教授現代美術家 椿 昇さん地方の芸術祭は日本独特の発明です。日本人の生き方や暮らし方にとって必要なものなのに、あまり日が当たりません。これはおかしい。六甲ミーツ・アートが持っている深い哲学的な意味を訪れる六甲山上全体がもっと行きたくなる場所に昨年の周遊イメージ 二ノ宮久里那《Transience》六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅78

元のページ  ../index.html#78

このブックを見る