が持っているLNGを燃料にしたガスタービンを活用して、水素も燃料にし、発電し、電気と熱を併給する実証実験を行っているのです。こういった実証を市街地で行ったというのも世界初です。ここで生み出した電気は近くの下水処理場や神戸国際展示場で、熱は市民病院やスポーツセンターで実際に使ってもらっていました。このように、水素を「つくる」、「はこぶ」だけでなく、「つかう」ということ、特に、水素が皆さんの生活の中で安全に使えることを示すことで、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた好循環が生まれると考えています。水素の魅力は何でしょうか?水素は究極のエネルギー。水の電気分解をはじめ、化石燃料からも製造できる無尽蔵なエネルギー源です。大気に放出され2050年のカーボンニュートラル実現に向けて水素を「つくる」、「はこぶ」、「つかう」38
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