KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年8月号
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美術家横尾 忠則1936年兵庫県生まれ。ニューヨーク近代美術館、パリのカルティエ財団現代美術館など世界各国で個展を開催。旭日小綬章、朝日賞、高松宮殿下記念世界文化賞、東京都名誉都民顕彰、日本芸術院会員。著書に小説『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞)、小説『原郷の森』ほか多数。横尾忠則現代美術館にて「原郷の森」開催中(~8月27日)横尾忠則現代美術館に腰を抜かしたというわけです。また展示室全体を廃墟化して、かつて、はるか昔に忘れ去られた美術館があったと仮定して、その禁断の扉を開けたらそこに出現したものは?「ああ怖!」このヒット展は毎年、お盆の霊が戻ってくる時期にやってみたらどうでしょう。よく地方の温泉地などにあるおどろおどろした前近代的なお化け屋敷より、はるかに、知的(これを知的といっていいのだろうか)な恐怖の芸術屋敷の再現をぜひ期待したいところです。『横尾忠則の恐怖の館』展 会場写真1717

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