KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年8月号
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KOBECCO Culture Informationexhibitionexhibition■会期 9月18日(月・祝)まで■会場 大阪中之島美術館 4階展示室(大阪府大阪市北区中之島4-3-1)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし9/18〈月・祝〉開館)■料金 一般1,700円、高大生1,300円、中学生以下無料■お問い合わせ TEL.06-4301-7285         (大阪市総合コールセンター・年中無休8:00~21:00)スリップウェア鶏文鉢 イギリス 18世紀後半(左から)角酒瓶 小谷眞三 倉敷 1979年/酒瓶 小谷眞三 倉敷 1985年頃/栓付瓶 メキシコ 20世紀中頃いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、このコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつある。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、美しい民藝の品々約150件を展示。さらに、セレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)によるインスタレーションも見どころ。民藝とは何か、そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会となる。神戸市立博物館は昭和57年(1982)に開館して以来、私たちにとって非常に貴重な文化財、神戸の歴史や文化を継承するという使命を担っている。その一環として、昭和58年(1983)、平成19年(2007)に「神戸の文化財」展を開催した。今回はその第三弾として、令和時代に伝えたい文化財を紹介する。現在、文化財をめぐる状況は目まぐるしく変化し、改めてその意義が問われている。本展では「私たちにとって文化財とは何か?」という視点から、神戸の文化財を4つのキーワード、「宝」「街」「心」「技」のもとに紹介し、その魅力に迫る。大阪中之島美術館神戸市立博物館民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある特別展 神戸の文化財Ⅲ~今伝えたい、私たちの宝・街・心・技~■会期 8月20日(日)まで【前期】    8月22日(火)~9月10日(日)【後期】■会場 神戸市立博物館(神戸市中央区京町24番地)■休館 月曜日■時間 9:30~17:30(入場は閉館30分前まで。金曜・土曜は19:30まで)■料金 一般1,400円、大学生・神戸市内在住の65歳以上700円    高校生以下無料 ※証明書の提示が必要■交通 JR・阪神「元町駅」から南東へ徒歩約10分■お問い合わせ TEL.078-391-0035神戸市指定有形文化財持国天立像(四天王立像のうち)平安時代後期(11世紀)転法輪寺蔵神戸市指定有形文化財伎楽面・崑崙(社伝抜頭)平安時代初期(9世紀)綱敷天満宮蔵重要文化財 南蛮屏風(右隻) 狩野内膳筆桃山時代(16世紀末~17世紀初期) 神戸市立博物館蔵(池長孟コレクション)(上から)竹行李 陸中鳥越 1930年代/刺子足袋 羽前庄内 1940年頃104

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