KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年7月号
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2024年6月に須磨海浜水族園が新しく生まれ変わります。新施設の名称は「神戸須磨シーワールド」。再開発されている須磨海浜公園の中核施設です。須磨海浜水族園で飼育されていた生物たちは、新しい施設などに順次移る予定で、再び会える日を待ってくれています。神戸須磨シーワールドのとなりにはオフィシャルホテルとして「神戸須磨シーワールドホテル」も同時期に開業。併設ならではのユニークな宿泊体験ができます。公園内では先行して2023年9月には「にぎわい施設」がオープン。スターバックスコーヒーや複数のレストラン、スポーツ用品店などが入る予定です。気になる新たな水族館「神戸須磨シーワールド」のコンセプトは「『つながる』エデュテインメント水族館」。エデュテインメントとは「エデュケーション(教育)」と「エンターテインメント(娯楽)」を組み合わせた言葉で、リアルとバーチャルを融合させた新しい展示手法などで「楽しみながら学べる水族館」になります。展示施設は、オルカスタディアムとイルカスタディアム、アクアライブ棟の3施設。オルカスタディアムではオルカ(シャチ)のダイナミックな動きを楽しめるパフォーマンスや最新デジタルツールを利用した展示で生態調査に基づく最新の情報を公開。イルカスタディアムでは、イルカを間近で観察できるイルカホールやイルカとふれあえるイルカビーチなどパフォーマンス以外でも楽しめそうです。アクアライブ棟では、「水の一生」をテーマとし、水量約700tの水槽の他、砂浜から水中、海底へと水中散歩をしているような体験ができます。あらゆる角度で海の生物を観察でき、タッチングプールやペンギン、ウミガメ、アザラシ、アシカなどの展示エリアも充実した内容になっています。スマスイロスの時間も待ち遠しさが増してくる「神戸須磨シーワールド」に注目です。77

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