KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年6月号
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エントランスへ続くアプローチにある水盤「六甲なごみの泉」は、ホテル神戸六甲迎賓館のシンボル。夜になると優しい色合いでライトアップされる約1世紀ぶりに六甲山に宿泊施設が誕生神戸市が推進する六甲山上スマートシティ構想では、国の規制緩和のもと、オフィスやシェアオフィス、宿泊施設、カフェなどを誘致し、六甲山の賑わい創出事業をサポートしている。そんな六甲山再生の象徴のひとつが、リゾートホテル「ホテル神戸六甲迎賓館」といえるだろう。洋菓子の街、神戸で洋菓子の輸入・製造・販売を行う株式会社エイムは、洋菓子の事業以外に大山、箱根、富士山中湖、伊勢志摩などペットと宿泊できる4つのリゾートホテルを経営している。そして、神戸市がすすめる賑わい創出事業の認定を受け、創業30周年を迎えた2020年、六甲山頂に「ホテル神戸六甲迎賓館」は誕生した。国立公園でもある六甲山に、宿泊施設が誕生するのは、なんと約1世紀ぶり。敷地面積は、約2,300坪で六甲山頂の陽あたり良好の南斜面の好立地に位置し、神戸の市街地から遥か大阪港を見渡す抜群のロケーションを誇る。さらに本館南側には、神こべろく戸六カフェ、広大な天然芝を敷設したコベロク広場、人工芝のドッグランを有する。六甲山系から湧出する温泉ホテルは地下1階、地上3階からなり、23部屋全てが洋室となっている。部屋は5つのタイプから選べ、バカンスはもちろんシングルルームも用意されており、ハイヤーの利用やリゾートワーク77

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