KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年6月号
72/136

「六甲は土地が持つアセットが素晴らしい」と自らも六甲に住む松下さんは太鼓判を押す。将来的には、全国の遊休地や休閑地を活かして第二、第三のネイチャーライブを開業予定。「地域の魅力との相乗効果を創出し、地域活性化や経済振興へ貢献していきたいです」と新事業への挑戦に意欲を燃やす。日本屈指!六甲の絶景を贅沢にひとり占め「ネイチャーライブ六甲」は敷地内に5棟の施設がスタンバイ。1日5組限定で、三角形のテントシェイプが印象的な「スカイコテージ」にて、大自然との一体感に没入できる。寝室や浴室も大きなガラス窓のある開放感あふれる設計で、屋内にいても絶景を眺めながら過ごすことが可能。なかでも注目は2階の「ハンモックテラス」だ。その名の通り、ゆらゆらと揺れる網状のハンモック仕様ゆえ、足元まで360度見渡せるのが特徴。風景の中に浮かんでいるかのような体験は、ここでしか味わえないものだろう。カラダ全身で感じる朝焼けや夕焼けの壮大さ、夜景の煌びやかさに感動間違いなし!本能に刺さる食体験ワクワクの特別メニュー夕食はフルコースを自分たちでつくって食べる体験を楽しめる。例えば、前菜のサラダならば旬野菜を収穫するかのように、生のままちぎったり、火を加えて甘味や旨味を凝縮させたり。メイン料理は大きな炭火かまどの炎を操り、巨大な肉塊などを丸焼きに。「肉は神戸牛のランプ肉とトマホーク(骨付き肉)の2種をご用意。トマホークは“はじめ人間ギャートルズ”風に豪快にかぶりつく楽しみもありますし、大きな神戸牛の肉の塊を豪快に焼く体験もご自宅ではなかなかできないこと。これはまさに“本能に刺さる”体験で、美味しいものを食べられるぞ!と脳が喜ぶ感覚をぜひ皆さんに味わってもらいたいと思っています」と、70年代に流行ったテレビアニメの例えに、年齢がわかりますね…と笑う松下さん。塊肉は焼き加減が難しいのでは?という心配はご無用。夜は1000万ドルの夜景が眼下に広がる六甲山からならではの大パノラマ浮いているかのような不思議な感覚ハンモックテラス絶景を望むバスルーム72

元のページ  ../index.html#72

このブックを見る