KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年5月号
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スパートが中心になって治療に当たっています。レベルが高いのはもちろん、グループの枠を超えて先生みんな仲が良いのが神大病院小児科の良いところです。―大学病院小児科で治療が必要な患者さんの数は増えているのですか。少子化にもかかわらず患者さんの数は増加傾向にあります。それは難病患者さんが増えているわけではなく、治療法の進歩により治せる病気が増えているからです。ただし最近は、クローン病や潰瘍性大腸炎が子どもさんにも見られるようになってきました。子どもの患者が増えた原因ははっきりしませんが、良い薬が開発され大人の場合と同じく治療効果を上げています。―先生のご専門の腎臓で子どもさんの病気とは?自覚症状が出て最終的に大学病院へやって来るのですか。子どもさんの腎臓の病気のほとんどが遺伝性のものです。遺伝子診断において高い実績を持つ神大小児科研究室には全国から77

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