KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年5月号
43/124

約20年ぶりに80億円を投じて改装を進めている神戸阪急。「ただモノを売り買いするだけの場所ではなく、“暮らし方” の発信の場になっていきたい」と話すのは企画広報担当の蓑田良祐さん。本館中層階は、“暮らしに寄り添う”をコンセプトにしたライフスタイル提案型フロアであり、第1弾となる4階は、美しいものに囲まれた暮らしが好き…という神戸っ子ならではの想いに彩られたフロアとなっている。売場には、“洗練された上品で華やかな暮らし”をイメージする3つの自主編集ゾーンを用意。1つめは「華やかなおもてなし」をテーマにした「グレイスフルテーブル」。食器やテーブルクロス、アーティフィシャルフラワーなどをラインアップ。テーブルコーディネーター丸山洋子さんをはじめとするおもてなしのプロとコラボし、母の日に向けた娘さんによるお母様のおもてなしなど、季節に応じたプランも展開していく。2つめの「ラ・ノクタンビュール」は、母娘の「優雅で美しいプライベートタイム」がテーマ。インテリアグッズやルームウエア、香水から旅行用品、優雅な夏旅に欠かせないサンドレスまで、極上の一人空間を演出するアイテムが並ぶ。3つめの「トゥールナージュ」は「洗練された華やかなエレガンスファッション」を提案。国内外の服飾ブランドを集め、新しい和装「メゾン・ド・キモノ」など、ドレスアップコーナーも併設する。3つのゾーン全てで、仲良し母娘で買物することが多い神戸を意識し、エイジ(年齢)を限らず、マインド(価値観)をシェアできるユニークな商品構成になっている。「神戸には神戸のスタイルがある。神戸スタイルが視認され、注目を集めることで、三宮や神戸の街がより活気づくことを願っています」とOMO販売企画部の川畑嘉治さん。神戸に根を張り、葉を茂らせ、百華を咲かせる、新しいターミナル百貨店をめざし歩みだした神戸阪急。芽吹きの春、豊かな暮らしの種を探しに同店へ足を運んでみてはいかが。●その1ラグジュアリーブランドの拡充本館・新館1Fが「インターナショナルブティック」となり、ハイブランドが総計18ブランドに! 3月には神戸地区初登場のミキモト、レディースメンズ複合のバーバリーも仲間入り。●その2あのブランドの世界初の試み「Chloé」のアイスクリームショップや、「THOM BROWNE」のバー併設ショップなど、世界初のお店が神戸阪急の改装の目玉に! ※ともに昨年8月新館2階にオープン。●その3秋の完成をめざして…本館5階はファミリーの暮らし、同6階は海と山を感じる暮らしなど、神戸スタイルフロアが順次お目見え。秋には素敵な神戸の暮らしをお客様と共創していく新しい百貨店が完成する。神戸っ子が注目!「なるのだ。」神戸阪急の超変身リモデルは4月現在で約70%完了。見逃しがないか、おすすめ進捗状況をピックアップ。神戸阪急神戸市中央区小野柄通8丁目1番8号TEL:078-221-4181(代表)営業時間:10時~20時43

元のページ  ../index.html#43

このブックを見る