KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年4月号
7/124

南に面したワイドなウィンドーには、刻一刻と変化する港町神戸の風景が。今年1月にフェリシモ本社2階海側にオープンした「Sincro(シンクロ)」は新スタイルのレストラン。なんと期間ごとにメニューを考案する料理人が変わっていく斬新なスタイルで、まるで劇場や映画館のよう。“未知”の料理との出会いにワクワク感やドキドキ感も高揚する。“おいしさ・いろいろ・ちょっとずつ”供されるお料理を「コバチ キュイジーヌ」と表現。オープニングでは、注目されるZ世代の3名の料理人たちが兵庫県産の厳選した食材を使い、コースメニューを考案した。前菜五品には、弓削牧場チーズの一口ピザ、胡桃豆腐、海老の紹興酒漬け、涙豆の梅ゼリー、鰆の炙り。六甲牛のローストビーフは、地元の春野菜と共に。お料理が供される度に感嘆の声があがる。「日本の食文化は世界に通用する重要なコンテンツ。日本の食文化をクリエイティブに進化させる触媒のような存在に」とフェリシモ・矢崎和彦社長。さらに本社内にある都市型醸造所「f winery(エフワイナリー)」で熟成されたワインとペアリングを楽しみたい。お料理と空間が媒介となり、お客さん・料理人・生産者…すべてがシンクロし、しあわせが波及していく。Sincro神戸市中央区新港町7-1 Stage Felissimo 2F海側TEL.078-332-4960ディナー18:00~ ※期間限定で昼営業あり※昼夜ともに完全予約制。※ 当店では一斉に食事がスタート。予約時間に遅れた場合、全ての料理を用意できない場合があります。 月曜・火曜休み鶏のあられ揚げ/ジューシーな鶏のもも肉にあられを纏わせ、油でカラッと焼き上げた色々なワインでペアリングを楽しみたい。フェリシモが運営する「f winery(エフワイナリー)」で作ったワインもあるフェリシモ本社2階海側にオープン刻一刻と変化する港町神戸の風景を楽しみながらエグゼクティブシェフ北川理映子さん7

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る