KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年4月号
113/124

新湊川公園で使われていない空地や公園を農園に変え、都会に“農のある風景”をつくるとともに、環境学習や、地域住民のコミュニティーの拠点をつくることを目指しています。長田区で名乗りをあげたのが地域団体「Sooo Good ながた」。菜園の場所となる「新湊川公園」をもっと楽しく良くしていこうという発想のもと、シェア菜園を始めることになりました。「人だけじゃなく野菜や果樹、虫や川の生き物……ここに集まるものぜ~んぶ仲間であるという感覚で、ほっこりした菜園にしていきたい」とSooo Good ながた代表 西山さんはそんな願いを込めて、ウジャマー菜園と名付けることにしたそうです。自分の畑だけでなく、菜園全体をみんなで協力して維持管理していこうというウジャマー菜園の考え方に賛同いただける方に、ぜひ参加していただきたいと思っています。KOBECCOも体験取材をします。次回もおたのしみに♪【主催】神戸市、食都神戸運営共同事業体、有限会社Lusie、Sooo Goodながた長田港 駒ヶ林浦漁業会から譲っていただいたロープで、漁師の尻池さん指導のもと、菜園の周辺を取り囲む柵をつくりました。その他にも、木の枠で作るレイズドベッドづくり、神戸ポークを飼育する高尾牧場からいただいた豚ふんや牛ふんの堆肥を土にすき込む土づくりなどのワークショップも開催され、参加希望者みんなで汗をかき身体を動かしました。■ウジャマー菜園イメージ イラスト:Sooo Good ながた■たかとり 工務店■小泉寛明さん 有限会社Lusie代表■「神戸ペアトローリングス」尻池 宏典さん■尾谷伸也さん Sooo Goodながた ウジャマー菜園運営代表■西山泰さん Sooo Good ながた代表※ウジャマー(Ujamaa)ースワヒリ語で家族・お互い様・大農園を意味する言葉。とにかく楽しく遊ぶように活動すること四季折々の旬を感じるイベントもするよ誰もがほっこりできる水辺空間を目指しています長田区神戸市が近年力を入れて取り組みが行われている「エディブルパーク(食べられる公園)」都市型農園ソーグッドナガタ※113

元のページ  ../index.html#113

このブックを見る