KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年3月号
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兵庫県医師会の「みんなの医療社会学」 第一四〇回ています。講師は伊丹市医師会に所属する市内の開業医の先生や、市内の公立病院である市立伊丹病院や近畿中央病院の先生、市の関係機関の担当者などにお願いしています。─昨年のテーマは何でしたか。和田 やはり市民のみなさまは新型コロナウイルス感染症に関心が高いので、「みんなの感染症対策」としました。一方で、感染症は新型コロナウイルスだけではありません。コロナ禍で見落とされがちな感染症もありますので、そのあたりにも注意していただけるような内容を考えて企画しました。の開催になりました。毎回テーマを設定していますが、前回は認知症、その前はロコモティブシンドロームなど、市民のみなさまに知っていただきたい身近な病気や日々の健康づくりなどのことについて、講座形式のプログラムでご紹介し─伊丹市医師会は市民フォーラムを毎年開催していますね。 和田 平成14年度にスタートし、昨年で第20回を迎えました。基本的に1年に1回開催していますが、コロナの影響で昨年は3年ぶり伊丹市医師会市民健康フォーラム「みんなの感染症対策」について伊丹市医師会理事 和田クリニック院長 和田 聡子 先生92

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