KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年3月号
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KOBECCO パンさんぽサ・マーシュ シェフ西川 功晃さんサ・マーシュ西川 文さんビアンヴニュ シェフ大下 尚志さんPrologue大下 パン屋さんって行きます?西川 行きますよ。気になったら買うし。文 子どもたちも買ってくるから、うちには町のパン屋さんのパンが普通にあるよね。西川 流行りとか好まれるフワフワ感とか、それで知ることができてるね。大下 『ビゴの店』で働いてたときにね、ビゴ(フィリップ・ビゴ氏)さんが、当時出始めたソフト・フランスを「ソフトなフランスパンってなんだ!」って言ってたのが忘れられないんですよ(笑)。「フランスパンが柔らかいのはおかしいだろ!」って。西川 本来フランスパンは硬いものだからね。でも結局ビゴさんも作ってた(笑)。大下 そのうち明太子フランスなんていうのも生まれて(笑)。西川 はじめはパンにチーズを入れるのも「おかしいだろ!」って言ってたよ。今ではチーズどころか、ベーまちのパン屋さんを訪ね歩く“パンさんぽ”、再開します!案内役は、『ブーランジェリー ビアンヴニュ』大下尚志さん。パンを焼きながら、若者への指導や国内外でのイベントに大忙しのシェフです。初回は、『サ・マーシュ』西川功晃シェフとマダム文さんとの特別対談。大下さんの一歩先を歩んできた西川さんの、いま考えていることとは?ビアンヴニュ・大下さんと歩く対談38

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