KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年2月号
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ランナーですが、神戸マラソンで初めてフルマラソンを走ってからハーフマラソン、フルマラソン、トレイルランの大会で走るようになりました。60歳のときにホノルルマラソンを走ったのがいい思い出です。―42・195㎞完走ですか?!はい。とてもしんどいけれど、景色を見ながら走ると気持ちがいいし、達成感があって走り終わったらまた走りたくなります。でも、しんど過ぎて健康法とは言えませんね(笑)、いつまでもできるものではないかな。―ぜひまた神戸マラソンを走ってください! 女性の強い味方。そんな病院づくりに今後も後進の先生方と一緒にご尽力ください。期待しています。した。今は患者さんが世話人として会を運営し、患者さん同士の会話や情報交換が行われています。私たちも2カ月に1回、勉強会を開いて参加しています。甲南医療センターでも、外来だけではなかなかゆっくりお話ができないので将来は患者会を立ち上げたいと思っています。―甲南医療センターでは女性センター構想があるそうですね。乳腺や子宮、卵巣など女性特有の臓器の病気を産婦人科の先生方と一緒に診ることができるセンターです。そこには診断、手術、薬物療法、緩和ケアなど全てが集結するのが理想です。そのために各科の先生方をはじめコメディカルスタッフの協力を得て取り組んでいきたい…まだこっそり構想を練っている段階です。今後、甲南医療センターに乳腺専門医を目指して若い先生がたくさん集まり、その人たちが中心になって女性センター構想を実現してくれると願っています。―女性特有の病気に不安があるときには甲南医療センターで高尾先生に診ていただけるのですか。「気軽に来てください」というわけにはいかないのですが、専門の先生を探す必要はなく、乳房に異常を感じたら近所のかかりつけの先生に相談すれば当センターを紹介していただけると思います。何か気になることがあるときには「遠慮せずに」受診していただきたいと思います―お忙しい高尾先生ですが、ご自身の健康法は?ボーッと走るのが好きなので、できるだけ週一回は15〜20㎞走るようにしています。そのために毎日、阪急御影駅から坂道を歩いて上がって来ます。なんちゃって神戸市東灘区鴨子ヶ原1-5-16TEL.078-851-2161(代)http://kohnan.or.jp/kohnan/詳細はホームページをご覧下さい乳がん患者会大阪QOLの会坂元吾偉先生や霞富士雄先生の言葉が掛かる86

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