兵庫県医師会の「みんなの医療社会学」 第一三九回もなっているんですね。継続することで関係が深まり、有事の際に非常にスムーズに動く訳です。─特にこのコロナ禍では医師会と行政の連携は重要でしたね。田中 フォーラムを通じ、明石市医師会は行政のキーパーソンと信頼関係ができています。今回のキーは保健所でしたが、あらかじめ密にコミュニケーションしていたので、迅速にお互い助け合うことができました。すなわち、日頃の明石市民フォーラムから、市民を含め、有事の際のチームプレーが生まれたということですね。楽しみながら医療のこともわかり、そしてフォーラムもその大きな要因のひとつだと思います。と言いますのも、この市民フォーラムはまさに市民とのコミュニケーションの場なんです。また、市民のみならず行政、例えば市役所や保健所などの方にもご参加いただきますから、明石市医師会と明石市とのコミュニケーションの場に─明石市民フォーラムはすっかり恒例になっていますね。 田中 昨年で24回目を迎えました。と言うことは、24年にわたり開催している訳なんですね。よく明石市医師会はひと味違うと、医師からも市民からも高い評価をいただいているようなんですが、市民明石市民フォーラム「どうなる?医療と介護 終のすみかはどこですか? Part2 ~ポストコロナを見据えて~」について明石市医師会広報委員会委員長田中医院院長田中 陽一郎 先生74
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