KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年2月号
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神戸新開地の老舗洋食店「グリル一平」。四代目の山本憲吾さんは伝統を守りながら、常に挑戦を続けている。東京での料理修行の経験を生かして看板メニューのヘレビーフカツレツには生パン粉を使い、ハンバーグは肉汁たっぷりに、カレーは野菜の旨味を前面に出すなど、「さらに美味しく」を追求。ただしデミグラスソースは「このバランスの良さを超えるものはない」と創業以来70年間受け継がれてきた味を一切変えない。そして新たな挑戦は「神戸から一歩外へ出よう!」。2022年12月22日、西宮店オープン。「地元の皆さんにくつろいでいただけるお店にしたい」と店長の城本雅貴さんは話している。定番メニューのほかに、カフェ営業を見据えて当初からモーニングを提供。「地元で人気のココさんとのコラボメニューです。これからも美味しいものを見つけたらお声かけさせていただきます」と山本さん。また「洋食にはライス」というイメージを覆す「お酒と共に楽しむ洋食」構想も進行中だとか。今後の展開が楽しみだ。グリル一平 西宮店西宮市今在家町1 ケープヒルズ1FTEL.0798-42-7480モーニング 7:00~11:00(入店)ランチ   11:00~15:00(L.O14:30)ディナー  17:00~20:30(L.O20:00)※いずれもオープン当初のもの。要確認「西宮店とともに成長してくれる」と山本さんが信頼を置く城本雅貴店長約200㎡の広い店内。カフェやお酒を楽しめるスペースも開設予定三宮店、元町東店に続きオープンした「グリル一平 西宮店」苦楽園「Sandwich and bakery Coco」とコラボしたモーニングメニュー「フレンチトースト」。こだわりの食パンを使い、外はカリッと中はフワッと。オリジナルコーヒーとセットで1,650円7

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