KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年1月号
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これは世界に通用するライフスタイルです。何か特別なことで取り繕うことなく、そのまま発信すればいいのではないかと思っています。―神戸の食をぜひ発信していただきたいです。そうですね。昔から欧風料理や中華料理に親しんできた神戸の食は非常に多様です。目の前の海では美味しい魚がとれ、一方、里山では野菜や果物がたくさん栽培される関西有数の農業都市でもあり、それがスイーツや灘の酒になります。世界に向けて魅力を発信する契機にしたいと思っています。都心・三宮再整備により、神戸を見違えるような姿に―三宮周辺の再開発もかなり形が見えてきましたね。三宮、ウォーターフロント、この2つを一体として神戸を見違えるような姿にしていきます。特に歴史のある佇まいを持つ旧居留地の雰囲気を生かし、同時に市民が親しんできた海と山がある雰囲気を大事にして、再整備を進めることが非常に重要です。三宮駅周辺に整備する第Ⅰ期バスターミナルには、大ホールと図書館、オフィス、ラグジュアリーホテルも入り、2027年度ごろ完成予定です。さらに全く新しいタイプのデッキと三宮クロススクエアをつくり、歩行者・公共交通優先のエリアにします。また、JR西日本さんの高層ビルも2029年度完成を目指しているそうです。―旧市役所2号館も再整備が進んでいますね。三宮とウォーターフロントの中間地点として旧市役所2号館を位置付けています。市役所のオフィスだけではなく、市民の皆さんに気軽に使っていただける施設と国際的ラグジュアリーホテルが入り、民間と公共施設が一体化した全く新しいタイプの建物が完成します。―南下してウォーターフロントへとつながるのですね。北区にのこる里山の風景。神戸市は農業都市でもある66

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