KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2023年1月号
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駐機場やターミナル等の整備が必要です。急ピッチで計画を立てなくてはならず、国と協議しながら進めていこうと考えています。―田中達也さんのミニチュアアート展示も始まりましたね。私も先日、見せていただきました。空港全体の雰囲気がすごく変わり賑わっていますね。空港利用者だけでなく、飲食店にもたくさんの人が集まり、屋上の巨大なブロッコリーも人気ですね。地元企業の皆さんとのコラボでまだまだ面白いことができるのではないでしょうか。―大阪・関西万博では空港が役割を果たしそうですね。神戸市として万博ではどんな魅力を発信するのでしょうか。関西には個性と歴史に裏付けられた魅力を持つ京都・大阪・神戸という3都市があります。中でも、神戸市民は海と山がある環境や多様な食、ファッションなどを楽しんできました。変えていくことが必要だと考えています。一方、直面したコロナ危機には市民・職員の皆さんにオール神戸で対応していただきました。ノエビアスタジアム神戸にワクチン大規模接種会場を開設したのですが、大学や学生さん、看護師・薬剤師さんなどさまざまな方に協力をいただき、相当早いペースで接種が進みました。保健所や健康局の職員たちも頑張り、庁内全体で協力体制を取ってくれました。10年間、皆さんに助けられて仕事ができたのだと改めて思いました。―神戸空港には嬉しいニュースがありましたね。昨年9月の関西3空港懇談会で、2025年に国内線の一日の発着枠が80回から120回になり、また国際チャーター便が就航、30年ごろには国際定期便の就航が決まり、いよいよ悲願の神戸空港国際化が実現します。経済界をはじめ、関係者の皆さまのご支援に感謝申し上げます。国際化に向けて神戸空港ターミナルビルでは、田中達也さんのミニチュアアートを常設展示65

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