続することもあります。企業も同じです。工場や会社がどういう場所にあるのか。大雨や台風が来た時、従業員が安全に帰れるのか。会社が避難所代わりになれるのか。BCPやハザードマップを活用してください。特に1月は阪神・淡路大震災の追悼行事や報道も多く、防災意識が高まるタイミングなので良い機会だと思います。天気の面白さを伝えたい蓬莱さんが出されている本『空がおしえてくれること』(幻冬舎)が面白くて。気象って理科的なものだと思っていたのですが、ちょっと違って見えてきました。 理科的なものも、仕組みがわかると身近なものになります。単純に「空はなぜ青いか」「雷をなぜ稲妻と書くのか」とか知るだけで楽しくなります。雲にはいろんな呼び名があって、粒々の雲がいっぱい浮かんで魚のウロコみたいに見える「うろこ雲」も、企業は、災害が起こった時に事業を継続するにはどうしたらいいのか、会社の中でBCP対策(※2)が必要です。会社をどう守るのか、従業員や顧客、地域の人のための備えが必要です。一人一人が気をつけるべきことは、お決まりの言葉ですがハザードマップの確認です。例えば引っ越しをする時、駅から何分とか、学校やコンビニ、公園が近くにあるかとか便利な所は調べるのに、リスクはあまり見ないものです。近くの川は氾濫したことがあるのか、どれくらいの雨であふれるのか、避難所はどこか、そのルートに危険はないのか、ハザードマップに書いてあります。「50年に一度の大雨」という言葉を耳にしたことがあると思います。災害が1回起ったら次は50年後じゃありません。その場所で50年に1度レベル、発生確率2%の珍しい現象のことです。異常気象頻発化の時代、災害リスクのある所では連33
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