毎月、診療科を訪ね先生にお話をお聞きするシリーズ。今回は病院長の眞庭謙昌先生に大学病院の果たすべき役割についてお話を伺いました。―神戸大学病院は長い歴史を持つ病院なのですね。明治2年、神戸港開港直後に兵庫県が主導して「地元の方々に西洋的な医療を提供する」という趣旨で設立された神戸病院が当院の起源です。以来150年以上にわたり、地域に根差した病院として歴史を刻んできました。―病院長に就任されて2年。振り返っていかがですか。当院の基本理念の達成のために何が必要なのかを常に考えてきました。しかし就任当時はコロナの真っただ中。まずは病院が一致団結して乗り切り、かつ特定機能病院として本来の役割を果たすということを当面のコロナに対応しつつ、患者さんの〝最後の砦〟を守り抜く患者さんにとって〝最後の砦〟に神戸大学医学部附属病院病院長 眞庭 謙昌先生に聞きました。新春インタビュー102
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