KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年12月号
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想像できなかったシリーズ化一作目「嘘八百」(2018年)のメインの舞台は堺。二作目「嘘八百 京町ロワイヤル」(2020年)は堺と京都。そして第三弾のメーンの舞台となるのは、堺と大阪城。ある日、大坂城跡から茶碗の欠片が出土したというニュースが流れる。豊臣秀吉の幻の七つの財宝「秀吉七品」のうちの一つ、「鳳凰」の一部ではないか?この話を聞きつけた古美術商、小池則夫(中井貴一)と堺で暮らす〝腕利き〟の陶芸家、野田佐輔(佐々木蔵之介)の〝骨董コンビ〟が動き出すが…。4年前に第一作が公開され、早くも三作目。シリーズ化は予想していたのだろうか。「いえいえ。二作目は想像もしていませんでした。一を超える話を思いつけるやろかと。でも、二作目ができて、シリーズ化行けるんちゃう、となりました。主演の中井さん、佐々木さんも二作目で手応えを感じてくださったのではと思います」22

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