KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年11月号
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昭和レトロな喫茶店で珈琲を飲む男がひとり。小説を片手に一人たたずむ姿の美しさに思わず息を飲んでしまう…。カッコ悪さも含めて等身大の恋愛描写に定評のある今泉力哉監督が、以前から今泉作品のファンだったという稲垣吾郎さんと初タッグを組んだ完全オリジナル作品『窓辺にて』は、恋愛やその先で起きる複雑な感情を幅広い年代のレイヤーで描くと同時に、創作における葛藤や、哲学的な問いも提示する、可笑しさを交えた大人のラブストーリーです。第35回東京国際映画祭のコンペティション部門作品に選出され、11月4日(金)より全国ロードショーされる本作の今泉力哉監督に、お話を伺いました。『窓辺にて』映画監督今泉 力哉さん「稲垣さんは、僕の作品のトーンを 最初からわかってくれていた」84

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