KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年11月号
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…今後、挑戦してみたいことはありますか。葉 今流行りのキッチンカーを組み合わせるなど、異業種もミックスして内容をさらに充実していければと思います。自分の店としては、カラスミなど皆が驚くような豪華食材にも挑戦してみたいですね。恐ろしくて原価計算できないですが(笑)。曹 ぜひ挑戦してほしい(笑)。安藤 回数を重ねるほど素材選びは苦労しますよね。一度使ったものや他店が扱ったものを省いていくと選択幅が狭まり、遊びの要素を出しにくくなる。そこで今後はメニューや参加店舗数という横の拡大ではなく、縦の深化に挑戦したいと考えています。例えば、発起店が毎回負担しているサミット運営資金を活用し、寂れかけた商店街や商業ビルを活性化するなど。豚饅づくりのノウハウをやる気のある人にレクチャーして、働き方も多様化していますから、話題となる豚饅を週の数日だけ販売するやり方でもいい。小規模で完結するビジネスのロールモデルができれば、そこから縦横に拡大していくことも可能です。曹 神戸が誇る豚饅でつなぐ縁は大切に守っていきたいですね。「KOBE豚饅サミット®」は豚饅の日の11月11日に開催していますが、KOBEの文字をとった「豚饅サミット®」として通年、全国各地のどこかで開催できれば楽しい。地元の人と協力して豚饅を切り口とした地域創生や地場産業の活性化など、新しいことにも挑戦していきたいです。葉 まずは11回目を成功させ、想いを未来へとつなげていきたいですね。発起店舗の代表も、ちょっと若返って(笑)、パワーアップしています。3年ぶりの行動制限のないイベントの開催を、多くの人に楽しんでほしいです。futures of summit地域やビジネスの創生。新たな1歩を歩んでいく安藤 孝志さん葉 少青さん詳細はKOBE豚饅サミット®公式サイト みんなの豚饅 ぱおつーしん66

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