KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年11月号
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但馬、播磨、摂津、丹波、淡路から成る「兵庫五国」。明治時代、廃藩置県を機に「兵庫」と統一されたが食文化においては唯一無二の郷土料理が数多く点在している。「県内を効率よく巡りたい…」とリサーチしたところズバリのお店と出会った。兵庫県連携協定店『ひょうご五国ワールド神戸三宮横丁』は、レトロな内装を施した横丁スタイルのお店だ。店内には提携する老舗メーカー看板が掲げてあり博物館としても楽しめる。厚さのあるメニュー表を開けると150種に及ぶ選択肢。神戸牛をはじめ明石海峡、日本海で獲れた様々な幸が一挙に集結している。他にも餃子やコロッケといった近隣の人気B級グルメ店も商品を提供している。また一角には「灘五郷」をテーマとした日本酒ブースもあり60種以上の銘酒が勢ぞろい。今月より30分限定で兵庫地酒の飲み放題サービスも開始している。年末年始は、久々に気心知れた仲間と集まり旨い肴をアテに乾杯したい。第一〇七回地元の逸品を地産地消!!『ひょうご五国ワールド神戸三宮横丁』神戸のカクシボタンkakushi button写真/文 岡 力お造りの盛合せで「明石昼網」を堪能贅沢な神戸牛「牛トロ炙りにぎり」■岡力(おか りき)コラムニスト・放送作家ふるさとが神戸市垂水区。関西の大衆文化をテーマとした執筆・テレビ、ラジオ番組を企画。連載「のぞき見雑記帳」(大阪日日新聞)「球友再会」(月刊神戸っ子)■ひょうご五国ワールド 神戸三宮横丁神戸市中央区北長狭通2-1-6三宮三陽ビル2階人気の「淡路産玉ねぎの丸ごとステーキ」101

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