KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年10月号
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作家、田辺聖子さんの「今流行りの露天風呂付のお部屋が有馬にはないのですか」という一言が誕生のきっかけとなった紫貴。上段の間、書院造り、洋室の趣きの異なる3つの部屋を有する。その上段のお部屋が「有明桜」で、客間に上段の間や書院を備え、掘りごたつや3mの天井高で居心地良い。寝室は勾配天井と間接照明で落ち着いた雰囲気。湯処は主屋に銀泉の半露天のほか、濡れ縁に銀泉の足湯も。さらに、野趣あふれる金泉の露天、ラジウム泉が全身を包む銀泉の蒸し風呂が、石段を登った櫟くぬぎの森の中にひっそりと。高野槙の湯船で、心ゆくまで自家泉源の名湯を満喫したい。銀水荘兆楽宿籠り 別邸紫貴銀水荘兆楽 宿籠り 別邸紫貴は、平成18年の春に完成した有馬で最初の露天風呂付離れ。チェックインからチェックアウトまですべてお部屋で完結し、個人のプライバシーに配慮した設計となっている。書院を備えた和室、金泉の露天風呂、銀泉の半露天風呂、屋外の蒸し風呂、足湯など心身を解きほぐす豊かな時間…まさに「宿籠り」の真髄を伝える敷地内から湧出する銀泉(ラジウム泉)が名前の由来となった銀水荘兆楽。その別邸として、趣の異なる3つのお部屋からなる紫貴銀水荘兆楽 宿籠り 別邸紫貴神戸市北区有馬町1654-1TEL.078-904-0666有馬おすすめのお部屋68

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