KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年10月号
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か計画を立てて、発表するという活動内容で、実際に旅に行くわけではありません。でも地図を見ているだけですごく楽しかった。そんな経験もりすとかえるの絵本には含まれています。―絵本を読む子どもたちに伝えたいことは?制作をする上で、自分の中でのテーマはありますが、なるべく何かを押し付けないようにしたい。本が読者の手に渡ったらその絵本はもうその人のもの。絵本の中の色や形、言葉に何かしら心が動き、楽しんでもらえたら、嬉しいですね。―最後に、これから画家としてどんなことにチャレンジしたいですか?10月末に須磨海岸で開催するFARM to FORK 2022、11月に千葉市美術館で開催する「ブラチスラバ世界絵本原画展 絵本でひらくアジアの扉︱日本と韓国のいま」で、ライブペインティングを行います。これからも大きいサイズの絵はずっと描いていきたいですね。より大きく、アクティブにtext.江口 由美 photo.黒川 隼人29

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