KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年10月号
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re InformationKOBECCO催しもの情報新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、会期の変更や入場制限等を行う場合がございます。最新情報は各館ホームページやSNS、お電話にてご確認ください。■会期 10月1日(土)~12月4日(日)■会場 竹中大工道具館1Fホール(神戸市中央区熊内町7-5-1)■時間 9:30~16:30(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日■料金 一般700円、大高生・65歳以上500円、中学生以下無料 ■交通 神戸市バス2・18系統「熊内6丁目」下車徒歩2分■お問い合わせ TEL.078-242-0216一畳台目 白磁 2022 年■会期 10月8日(土)~12月11日(日)■会場 西宮市大谷記念美術館(西宮市中浜町4-38)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 水曜日(ただし11/23〈水・祝〉開館、翌24〈木〉休館)■料金 一般1,200円、高大生600円、小中生400円    ※11/3日(木・祝)無料開館日    ※1972年生まれの方は入館無料(要証明書呈示)■交通 阪神「香櫨園」駅から南西へ徒歩6分■お問い合わせ TEL.0798-33-0164福岡道雄《蛾2》 国立国際美術館蔵松谷武判《繁殖のA》 作家蔵吉原英雄《モーニング・コーヒー》(シリーズ「ミラー・オブ・ザ・ミラー ニューヨーク」より)和歌山県立近代美術館蔵art「西宮市大谷記念美術館」は1972年11月3日に開館し、今年で開館50周年を迎えた。まさにその時期から、全国各地に美術館が開館し、多くの人々が美術館へと向かった。一方、現代美術もまた、様々な展開を見せていた。その作品の主題や制作方法は、敏感に時代を映し出している。本展では、1972年に制作された主に関西の現代美術作品を、〈「1972年」という時代〉〈「1972京都ビエンナーレ」と関西のアートシーン〉〈具体美術協会の変遷〉〈現代美術の点景〉〈版画の躍進〉の5つのテーマに沿って紹介。「美術館」はどのような時代に開館したのだろうか。さあ、1972年の美術の世界へと旅立とう。西宮市大谷記念美術館開館50周年記念 特別展Back to 197250年前の現代美術へexhibition白地にブルーの彩色が鮮やかなポルトガルの装飾タイル「アズレージョ」。その美しさに魅せられてポルトガルに渡り、伝統技法を学んだ造形作家の石井春は、日本人ならではの感性を加えて、アズレージョを用いたオブジェをつくり続けている。古めかしい装飾タイルが、いかにして空間を彩る現代アートになるのだろうか。最新作を通してその秘密に迫る。竹中大工道具館石井春アズレージョと空間106

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