て歩きますが、転倒せずに、無意識のうちに両足を交互に動かして歩いていますね。ロボットでこの小脳の働きをつかさどっているのが、『V-Sido』です。ロボットが転倒せずに歩いたり、手の指同士を互いにぶつけることなく動かせるのはこのソフトで自動的に制御できているからです」さらに、このソフトでロボットの動きを制御すれば、「小さなモーターから、油圧シリンダーなど大型の原動機まで、駆動系の種類を選ぶことなく、どんな大きさのロボットのアーム(腕部)でも脚部でも自由に動かすことが可能なんです」と吉崎さんは強調する。「V-Sido」を使って、吉崎さんが手掛ける数々のロボットプロジェクトは、無限の可能性を予感させ、現実に多方向へと広がりを見せている。アニメの世界が目の前で…その最新のロボット・プロジェクトが話題を集めている。10月24日まで兵庫県宝塚19
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