KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年9月号
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うちには子どもが6人いるんです。子どもが生まれてから特に感じているのは「遊ぶ」時間って大切だなぁってこと。本気で遊ぶんですよ、僕。最近も近所の都賀川で、子どもとアクアリウムづくりです。魚は何種類もいるしカニもいる。自然のアクアリウム。子どもの頃から生き物が好きだったから、これは僕の得高校で話をしたことがあり、その時に質問されたんです。「社長になるには経済学部に進んだ方がいいですか」。答えは「NO」ですよね。仕事をしていると色んな社長さんにお会いしますが、おそらく皆さんがそうではない。では学生の間に必要な勉強って何。まずは学生としてやらなくちゃいけない勉強を意分野です。ネットが身近にある今は世界中の多くの情報を得ることができて面白いけれど、体験して得るものとは別だと思っています。だから僕は体験のお手伝いをしたい。実物を見たり触れたりしてほしい。川だけじゃなく山にも、近くの公園にだってたくさんの生き物がいる。…あ、この話、止まらなくなります(笑)がんばる。あとは、僕の場合、好きなことをやってきた。好きなことはがんばれるし、好きなことが「軸」になっている気がします。結果的にそれが僕の力になっていると思います。だから、「すべての基本は遊びでできている」。そんなふうに答えました。難しい質問でした…(笑)1日に必要な休息時間は5~6時間だそうです。皆さん働きすぎてはいませんか。神戸で働く神戸っ子さんに、「いま頭の中にあること」をのんびりお話しいただくコーナーを始めました。ルールは“お茶を飲みながら” “仕事の話はお休み”のふたつです。珈琲を飲みながら1杯目子どもたちと過ごす時間。すべての基本は遊びでできている。萩原 英治さん122

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