KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2022年8月号
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出典:厚生労働省「介護施設・事業所における  新型コロナウイルス感染症発生時の業務継続ガイドライン」─普段から情報共有できるようにしておくことが鍵ですね。矢野 施設内で感染者が発生した場合、情報共有先は多岐にわたります(図2)。ゆえに正確で迅速な情報共有の仕組みが不可欠ですので、介護記録のIT化、業務内容の見える化、自治体などを主体とした情報共有のためのプラットホーム作りなど、平時から情報共有のための環境整備に取り組むことが必要になってくるでしょう。─医師会の役割も重要です。矢野 助けを求められれば力を貸したいという医師は多いのですが、一人ではなかなか動きにくいのが現実です。緊急事態においては、医師会が旗振り役となり有志の医師を積極的に集め、必要な場面へ割り振る仕組みをもっと積極的に活用できると良いですね。図2)新型コロナウイルス感染(疑い)者発生時の報告・情報共有先91

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